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恐るべき合成界面活性剤の性質

ここでは合成界面活性剤がどのような性質をもつのか、3つの作用を挙げてみました。

1.浸透作用

合成界面活性剤は、皮膚に対して強力な浸透作用をもっているのです。バリアである角質層の細胞間の脂質を変化させる作用をもっています。ボディー・シャンプーや台所用洗剤は、油脂である皮脂膜をはがし、細胞間の皮脂を変化させ侵食し、皮膚深部の表皮組織まで傷つけてしまうのです。使用すれば、皮膚炎を起こしやすくなります。特に、表皮のバリア機能がもともと弱い、デリケートな肌の人やドライスキンの人、アトピー性皮膚炎の人は、健康な皮膚から吸収される13倍もの化学物質が、体内に取り込まれてしまうのです。この浸透作用は、頭皮に対しても同様です。伸ばした爪で髪を洗い、頭皮を傷つけてしまうと、シャンプーに含まれる合成界面活性剤は、そこから内部に浸透していく可能性があるのです。皮膚でも頭皮でも、真皮は血管とつながっているので、そこまで達すれば血液に乗って体内に運ばれることになります。

2.乳化作用

合成界面活性剤の用途は、洗浄剤ではありません。直接顔に塗る化粧水、乳液、クリームなどの化粧品にも、油脂と水分を混ぜるために使用されているのです。その他にも、医薬品や食品にも添加されているものもありますので、合成界面活性剤が添加されていると知らずに、体内に取り込んでいる可能性が高いのです。

3.残留性

合成界面活性剤の一番の問題は「非分解性」ということです。体内に普通の有害物質が入った場合、肝臓で分解されますが、合成界面活性剤は分解されることがないのです。このことは、水や土に住む微生物も同様で、河川に排水として流れたら、いつまで経っても分解されずにそのまま海底に堆積してしまうことになるのです。体内や自然環境に、合成界面活性剤が分解されないまま残留していくとそこにどんな影響を及ぼすのでしょうか。それを知るのは、これからなのかもれません。

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