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皮膚の構造と肌の大事なサイクル、ターンオーバー

皮膚は、図のように大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織の3つの組織から成り立っています。私たちの目に見える部分は表皮です。表皮の内部は、上から順に角質層、 顆粒 ( かりゅう ) 層、 有棘 ( ゆうきょく ) 層、 基底 ( きてい ) 層の4つの層に分かれています。この4つの層は、基底層で生まれた角化細胞(ケラチノサイト)が、細胞分裂を繰り返しながら上へ上へと押し上げられて変化したものです。つまり、基底層で生まれた角化細胞は、時間とともに有棘細胞になり、顆粒細胞になり、最後に角質細胞となって皮膚の表面を覆うわけです。角化細胞が基底層から角質層まで変化しながら達するのに要する時間は、14日間です。さらに、角質細胞として皮膚表面を守る期間が14日間あります。そして古くなった角質細胞は、最後に ( あか ) となってはがれ落ちていきます。この全部で28日間(4週間)かかる皮膚の新陳代謝のことを、ターンオーバーと呼んでいます。ターンオーバーは、肌の美しさをつくるのに大事なサイクルと考えられています。皮膚に小さな傷ができたり、炎症が起こったりすると、その危機を何とかしようとターンオーバーの期間が短縮されますが、そうすると角化細胞の変化が間に合わず、機能的に劣った角質細胞ができてしまいます。これを角化不全といいます。角化不全が起こると、皮膚は本来の柔らかさ、なめらかさを失い、硬くてガサガサした状態になってしまいます。

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