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甘草フラボノイド( () (よう) (せい) (かん) (ぞう) エキス)

甘草は「生薬の王」とも呼ばれ、4000年も前から薬用植物として使用されています。その名の示す通り、根は甘く、甘味の本体であるグリチルリチン酸は、砂糖の150倍という甘味をもち、さらに優れた抗炎症作用を示す成分として知られています。マメ科植物である甘草には、グリチルリチン酸の他に、数種のフラボノイドが豊富に含まれます。

 

製法

甘草又はその他同属植物の根を無水エタノールで抽出、得られたエキスをさらに酢酸エチルで抽出し、そのエキスを粉末としたもの

性質

( おう ) ( かっ ) ( しょく ) ( せき ) 褐色 ( かっしょく ) の粉末で、甘草特有のにおいを有する

特性

メラニン色素合成のカギを握るチロシナーゼの活性を抑える作用(抗チロシナーゼ活性作用)が非常に優れており、紫外線による色素沈着の抑制効果はビタミンCの約270倍あるとも言われている( ※チロシナーゼ:メラニン色素の生産原因となる酵素)

 

<甘草フラボノイドの薬理作用>


美白作用・・ メラニン生成(シミの原因)を阻害、シミを薄くする

 

SOD様作用(活性酸素消去作用)・・ 活性酸素の生成を抑える

 

抗酸化作用(過酸化脂質抑制作用)・・ 紫外線から肌を守る

 

抗老化作用・・ 肌の老化(シワ・たるみ)の抑制

 

抗炎症作用
・・肌荒れやニキビ予防、ニキビの悪化を防ぐ

<安全性>


マウスを用いた小核実験、急性毒性試験、微生物を用いる ( へん ) ( ) ( げん ) ( せい ) 試験のいずれにおいても異常は認められなかった。また、人皮膚に対する一次刺激性、 ( こう ) 毒性 ( どくせい ) 感作性 ( かんさせい ) 、光感作性試験においても異常を認めず、安全な物質である。

 

フラボノイドとは

植物に含まれる色素成分の総称でポリフェノールの一種。植物の中から4000種以上のものが発見されており、植物の色素だけでなく紫外線を吸収して内部組織を保護する働きや発芽や成長を調節する働きを持ちます。フラボノイドには身体が必要とする成分を強化し、紫外線などの外部効力を防ぐ、活性酸素を消去、細胞活動の活発化などといった働きがあり、最近では、フラボノイドの抗酸化作用が注目され、健康維持食品として商品化されているものもあります。甘草フラボノイドは、美白作用や抗酸化作用などに優れています。

 

なぜ油溶性なのか

皮膚は脂溶性のため、水溶性成分では皮膚への吸収が難しいという難点がありました。油溶性成分である甘草フラボノイド(油溶性甘草エキス)は皮膚への浸透率に優れ、安定性が高いのが特徴です。そのため、より成分の機能を発揮し、肌の保護や保湿維持などに効果が期待できます。

 

美白作用

シミはなぜできるのか?
皮膚でのメラニンの役割は、紫外線を直接吸収することによる紫外線障害から皮膚を守ることですが、このときの過剰なメラニン生成により、くすみ・シミ・ソバカスを生じることとなります。また、女性ホルモンや不適当な化粧品の使用が原因となる場合もあります。

 

甘草フラボノイドの美白効果

甘草フラボノイドは、比色法による抗チロシナーゼ活性試験により、現在美白原料として利用されているアスコルビン酸(ビタミンC)の約270倍という効果が得られており、美白剤としての有用性が確認されています。さらに、様々な試験の結果、甘草フラボノイドは細胞に毒性を与えることなくメラニン合成を抑制(紫外線による色素沈着を抑制)することがわかっているほか、淡色効果と表皮メラニンの減少(シミ・色素沈着を薄くする)が認められています。甘草フラボノイドは、チロシナーゼの活性を抑えることにより、メラニン合成を抑制し、美白作用を示すのです。

 

SOD (よう) 作用(さよう)

酸素は、人にとって欠かすことの出来ないものですが、近年、酸素毒性による障害が報告され、活性酸素の科学的反応について検討されてきました。呼吸により体内に取り込まれた酸素のうち、約1〜3%が活性酸素となります。酸素は、電子の数が一定で他の物質と反応しにくいのですが、活性酸素は構造(電子の数)が不安定なため、他の物質と反応(酸化)しやすい性質をもっています。活性酸素は、適量であれば体内に侵入した細菌やウイルスなどを退治するため、白血球などの殺菌作用に利用されることもありますが、タバコやアルコール、ストレス、紫外線、環境汚染などの影響により過剰に産生されると、その強い酸化作用で正常な細胞までも傷つけてサビさせ、疾病や老化など様々な障害を与えるようになります。この活性酸素を消去する酵素こそが体内に存在する「SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)=抗酸化物質」なのです。しかし、このSODは加齢と共に生産量が減少し、活動力も低下してしまいます。そこで、SODに代わるものとして、SODと同様に抗酸化成分がある植物のことをSOD様成分といい、その働きをSOD様作用といいます。中でも甘草フラボノイドは活性酸素の産生を抑制する働きを持つのです。

 

活性酸素の肌への影響

皮膚は環境因子の影響を受けやすく、紫外線を受けると皮脂などと反応し、活性酸素や肌の老化促進物質である () (さん) () () (しつ) (活性酸素により酸化した皮脂や脂質)が生成されます。活性酸素や過酸化脂質は、メラニン生成やコラーゲンを破壊するなど、シミ・シワ・たるみ等、肌の老化の大きな原因となっているのです。この酸化性皮膚障害は日焼けのような急性炎症だけでなく、光老化や光発癌などの病気にも関与しています。また、活性酸素は多くの疾病の原因ともいわれ、アトピー性皮膚炎の人の皮脂には健康な肌よりも過酸化脂質の割合が高いといわれています。


SODの働き

活性酸素の発生源を抑える・・ 紫外線から肌を守る(日焼けしにくい肌へ)

発生した活性酸素の毒性(活性)を抑える・・ シミ・シワ等の悪化を防ぐ

過酸化脂質の形成を抑制する・・ 肌の老化の予防(ハリとうるおいのある肌へ

活性酸素に傷つけられた細胞を修復し、再生させる・・ 肌荒れの改善

SOD様作用により、活性酸素の生成を抑え、肌そのものに抗酸化力をもつことで紫外線から肌を守りシミ・シワのない、ハリのある肌を保つことが出来るのです。

 

安全性

ヒトパッチテスト(皮膚刺激の有無)においても、試験対象者全てにおいて陰性(刺激がない)の結果を得ています。 一次刺激試験[光毒性試験、感作性(アレルギー性接触皮膚炎)、光感作性(光アレルギー)]においても、全て陰性の結果がでています。

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