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「石けん」も人体に悪影響

合成界面活性剤を使っている洗浄剤がいけないのならば、すべてを石けんに変えればいい、という主張も一部にはあります。たしかに、石けんもかつてのように天然素材をもとにかぎられた量を生産し、消費していた時代には、人体や環境にとっても何も問題のない洗浄剤でした。石けんの歴史は、実はかなり古くからあります。紀元前3000年のローマ時代に、サポートという名の丘で羊を焼き、神に供えていたときに、偶然したたり落ちた羊の脂と、木の灰が混じったものが石けんの元祖といわれています。丘の名前からサポート呼ばれ、ソープの語源になったのです。日本人に石けんが知られるようになったのはかなり後で、室町時代に伝来し、一般の人に普及したのは、明治時代からといわれています。石けんの主成分は、牛脂肪酸とヤシュ脂肪酸が8:2〜7:3の割合で用いられている脂肪酸ナトリウムです。石けんの界面活性剤は使用後すぐに分解しますから、本来は自然にやさしく、安全な洗浄剤だといえるでしょう。しかし、現在では、石けんの原料となるパームヤシ、牛の成育のために、産地で大量の化学肥料、農薬が使われています。考えてもみてください。自然な環境で生育されたパームヤシや牛を使うだけで、世界中の人が使うだけの石けん成分をまかなえるでしょうか?大量生産をするために、牛脂をとるための牛が食べる穀物に大量の農薬が散布されているとしたら、その毒性もまた、原料になる牛脂に蓄積されていっているといえないでしょうか。また、市販の石けんでは、商品価値を高めるために色素、香料、抗酸化剤といった化学物質を添加しているものも多いのです。これでは、合成洗剤より割合は低いといっても、やはり毒性のある物質を使用する結果になってしまいます。石けんを使用するなら、石けんだから安心と単純に思い込まないほうがいいでしょう。安心できる原料を使った、無添加のものを選ぶのが賢明です。

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