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「化粧品」「合成洗剤」「シャンプー」は石油からできている!!

みなさん、驚かずにこの先を読んでください。普段使っているシャンプーやボディー・シャンプー、化粧品、衣類を清潔にするための洗濯用洗剤には肌や体を傷める危険性のある石油由来の合成化学物質が使われているのです。このような恐ろしい事態になったのは第二次世界大戦まで 遡り ( さかのぼ ) ます。戦争でそれまで使っていた天然油脂が足りなくなり、それに代わるものとして合成界面活性剤が開発され、現在まで使われているのです。石油からつくる合成界面活性剤は、安価で大量生産することができ、それまで使われていた石けんをあっという間に追い抜き、広まっていきました。そうして今、私たちの暮らしのなかに、石油系の合成界面活性剤を使った製品があふれるようになったのです。シャンプー、リンス、ボディー・シャンプー、化粧品、洗濯用洗剤、洗濯用柔軟材、台所用洗剤、住まい用洗剤、風呂用洗剤、歯磨き粉・・・。一つひとつの製品を使う量はたとえ少なくても、毎日複合的に使っていけば、環境にも、私たちの体にも、悪影響が出ないとはいいきれないのです。石油からつくられた化学物質や合成界面活性剤は、自然界では分解されないのです。私たちは、このような石油由来の合成界面活性剤による環境汚染、皮膚障害などの危険にさらされるようになっていったのです。家庭排水として川や海に流出した合成界面活性剤は、アオコの発生や魚介類への環境ホルモン作用など、環境に悪影響を及ぼしています。さらに、濃縮された化学物質を体内に潜めている魚介類を、私たち人間が食べることで、私たちの体内にも化学物質が取り込まれてしまう恐れがあるのです。もうすでに、数年前、多摩川に住むコイが 雌化 ( めすか ) しているという報道がありました。1997年から1998年にかけて、東京都府中市の多摩川のコイを捕獲し、調査したところ、オス38匹のうち11匹が極端に小さい精巣をもち、精子形成量も少なかったのです。さらに、半数近くのオスから、メスにしか現れないはずの卵黄タンパク質が検出されたのです。このときの周辺の水からは、合成界面活性剤の分解物であるノニルフェノールが検出されていたのです。ノニルフェノールとは、合成洗剤、塗料、化粧品などに由来する化学物質で、約70種類ある内分泌 撹乱 ( かくらん ) 作用があると疑われている化学物質です。つまり、環境ホルモンなのです。すでに河川から流れ込んだ環境ホルモンがほとんど分解されずに、東京湾に堆積しているという研究者の報告もなされているくらいなのです。今まで、環境問題にはあまり興味がなかったという方にも、身近に迫っている汚染の危険性と、それを無くしていくための方法について、是非考えていただきたいと思います。

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